この間、映画「沈黙」を観てきました。
遠藤周作の日本文学最高峰と言われる小説の完全映画化。
監督は「タクシードライバー」「ディパーテッド」等で有名なマーティン・スコセッシ監督。
私、沈黙は、購入してはいたものの、中々読むことができず、積み本の中に埋もれていたのですが、映画公開を機に頑張って読破しました。
なんと言うか、私には難解で、でも神とは、人間とは、色々と私なりに考えたのですが、答えは私たちの「沈黙」の中にしかないのだな、なんて思いました。
で映画ですが、とりあえず拷問のシーンが凄惨で、思わず目を塞ぎたくなります。
リーアム・ニーソンやアンドリュー・ガーフィールド等、名だたる俳優さん達がボロボロになって涙ぐむシーンとか、波打ち際のシーンとか、演じるって大変だなと思いました。
窪塚洋介がキチジローを演じていて、私、窪塚君は「GO」の時から好きだったのですが、めっちゃいい俳優さんになったなーと思いました。
私の中のキチジローはもっとひ弱なイメージだけど、窪塚版キチジローはなんか強そう(笑)
映画「沈黙」目をそらしたくなるシーンはありますが、とても面白かったです。
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