君のその言葉は僕の肺腑を貫いた
静かの海に浮かんだ舟
どれだけ智慧を得たとしても
臆病なら意味がない
呼吸しなければ生きていけない
時に自分自身が落とし穴になってしまう
月が落ちてきそうな夜
入れ替わりの激しい本棚に
僕の気持ちも入れておくよ
小さな君
もうじき来てしまう新しい日
地球が凍えて死ぬのなら
僕はここで暮らしたい
相反する感情
滅びはいずれ訪れる
射干玉を置き土産にして
僕はあの空へ旅立とう
いずれ僕は
夢喰いの餌食になってしまうだろう
だからその前に
静かの海に浮かぶ舟に乗って
遠くを見れば
誰かが誕生日を迎えている
おぼろげに映る想い
恍惚のまなざし
こんな感情
長いこと忘れてた
僕はここに居て
君はいつもあそこに居た
難しく考えなくていい
果てしない雲海を超えて
静かの海に沈む舟
今夜の月はとても綺麗だね
僕の願いを叶えておくれ
儚い夜
粛然とした時間
地球が窒息して死ぬのなら
僕はここで暮らしたい
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